トレード期限が過ぎまして、さて一息とは行かないようです。ご存じの方も多いと思いますが、正確にはトレード期限では、無いんですね。選手をウエーバーにかけずに、自由に取引できる期限が7月31日だったのです。
他にもいろいろな取り決めがありますが、8月以降のトレードに関して、現地メディアに出てくる”予想される候補者”の名前を見ると1年契約や7月31日までに名前が出ながらも、結局何もなかった選手がほとんどです。マリナーズの場合、アダム・ケネディ、ジェイミー・ライト、ジャック・ウイルソンです。
この顔ぶれを見ると、何か具体的な情報があって出ているのではないと思います。だって、契約切れの選手並べただけですから。他のチームの顔ぶれを見ても同じ。要は、ほとんどわかりませんというところ。
この期間のトレードで面白いのが、出したい選手をウエーバーにかけないとならないのですが、これが極秘中の極秘なんです。選手本人にもわからない。おまけに一度かけたウエーバーを取り消す事もできる。トレード出す気も無いのに、他球団の様子を見るためだけに、ウエーバーにかける場合もあるらしい。ただ、この期間のトレードでも、過去にはあっと驚く出来事がありました。最近では昨年のマニー・ラミレス。この期間(8月30日)にドジャーズから、ホワイトソックスに移りました。今年もビックリがあるかもしれません。特に気になるのがヤンキース。珍しく1件もトレードが無かった彼らのこれから2~3週間の結果次第では、買い漁る可能性も出てくるでしょう。
この期間のウエーバーといえば、思い出すのが昨年の黒田博樹投手。ツイッターで現地メディアからウエーバーにかけられていると流れ、その時はヤンキースとのトレードか?と噂された時の彼のコメントが「ウエーバーにかかっていることさえ知らなかった・・・」
ふと思ったのが、何かと話題になった彼の全球団トレード拒否条項。この時の嫌な思いが、あったのかも知れません。全球団というのがポイントで、そこから言えるのはトレード先とか条件とかとは別次元で、彼は自分の知らない所で自分の事を決められると言うのを完全拒否しているのです。自分のことは自分で決めるということです。
黒田のことで、もう一つ。今回は、自分の意志でドジャーズに残ったのですが、賛否両論です。賛の方が多いですかね。みなさんそれぞれ考えをお持ちで、真相は本人にしかわかりませんので、それは良いと思います。報道で気になるのは、理由を一つにしたがるんですね。普通物事を決めるとき、理由が一つなんてこと滅多にありませんよね。大きな問題なら、尚更。それを今回の場合例えば”ドジャース愛”だとか一つにしてしまうのはどうなんでしょう。
あと一つ。やはり彼の話題の中で、彼が残ったことで球団に迷惑がかかっているので、本当にドジャーズが好きなら出て行けと行った論調もちらほら。それも一つの意見でしょうが、確実に言えるのは、そんな理由でもし彼がトレードを受け入れていたら、球団側の頭の中も"???"でしょう。欧米人は一般的に権利というものを非常に尊重します。彼らが正当な手続きで手に入れた権利を行使することは当然なんですね。したがってドジャース監督の「彼の決断を尊重する」といったコメントを懐疑的に見る意見もありますが、その見方は少し違うと思います。極端に言うと、そんな事を書くなり、公にするということは、この監督の人格を疑うことになります。なので、心の奥底を想像するのは勝手ですが、そんな事したってなんにもなりません。
現地メディアに岩隈の名前が出てきました。今までも時々、来季期待のフリーエージェントみたいな形で出ることはありました。今回代理人が変わっていたと言うニュースは、結構大きく扱われています。昨年の事もあって注目度は高いですね。いくつかの記事が同時にダルビッシュも紹介しています。私が見た中で一つも川崎宗則選手には、触れていません。理由は沢山あるでしょうが、やはり投手の注目度は大きいです。黒田のおかげで、一時期右肩下がりだった日本人投手の評価が盛り返してきたなんて記事もありましたね。
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